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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

指導者に必要な五つの要素

これを本当に意識している人は以外に少ないですね。
とくに年代が高い人ほど、世界の急速な変化に対応し
にくいためになかなかうまくいってない人もいます。

さて、この「時代」とは具体的にどういったことなのか、
なんですが簡単にいえば、

1、生きている時間のズレ
2、変化に対する敏感さ

これに集約されます。
順に説明していきましょう。

1、生きている時間のズレ
これはとくに年配の人と若者の中で起こります。
年の差が、5年でさえ世界が変わってくるという
状況なのに10年、20年と差がある人同士では
かなり教育力が試されます。

というのはあなたが相手と年の差が大きいのなら
あなたの時代で当たり前だったことはあたり前ではない。
これを意識しないといけません。

もっと詳しく、会社をテーマにしてみましょう。

昔は、知っている人ならわかるかもしれませんが
人脈が本当に大事な時代でした。

会社であっても採用試験がなくても
だれかの紹介で会社に入れるということが少なくなかった。

大事なのは一人一人のスキルよりも、人脈だったんです。

昔はネットがあまり発達していませんから
コミュニケーションの主体は face to face の直接的
なものでした。
だから、人脈は本当に大事だったんですね。
ネットがないのだから様々な人と会う機会を増やさ
ないといけない。
そうやって生き残っている人もいました。

では、その世界があったなか、当然スキルがそんなになくても
会社に入れてしまう人もたくさんでてきます。

でもそんな人でも会社に何年も務めていれば
要領もわかってきますし、だんだんと仕事も
できるようになるでしょう。

そして、そんな人のもとに新人が入ってきた。
で、上司になったか彼の言うことはこれです。

「最近の若者は仕事もろくにできひんな」
ゆとり教育でそだったから甘ちゃんばっかや、情けない」

どうですか?

おそらく、いまの人は昔よりもさらに高度な技術が
求められていると考えています。

なぜなら、ネットが普及したことにより、いままでは
ひとつのことをしていればよかったのに、同時にたく
さんのことをしないといけなくなるからです。

パソコンは使えてあたりまえ仕事はこなして当然

自分は昔はできていなかったのに
いまの自分ができているからといって部下のダメ出しをする。

自分たちが入社したてのころよりも
新入社員は高度な技術が求められて、かつ自分は経験で
様々なスキルを培ってきたというのに部下には、
なんでできないんだ、とダメ出しをする。

この状況は普通にあるんじゃないでしょうか?

また、これはぼくの勝手な持論ですが
ハングリー精神というか、そういったものも
だんだんと小さくなっていると思います。

なぜなら、昔と違っていまの日本は非常に豊かで
とくに何もしなくても生きていることができるからです。

昔は厳しい時代だったためにみんな生きるのに必死でした。
そうやってハングリー精神をきたえていったんだと思うんです。

でもそんな時代に生きていない人に、精神論や根性論で
接したところで部下はいうことをきくのでしょうか?
あるいは生徒はそれを受け入れるんでしょうか?

大いに疑問です。

また、先ほどいった通り人脈が第一に大事だった
時代の人に「人脈がすべてなんだ」
といまの若者にいったとする。

どうでしょうか?
たしかに人脈は大事なのかもしれない。

でも人脈ができたからといって昔みたいに会社に
入れるわけでもない。
いまなら、ネット一本で稼いでいる人もいます。
ネットを使って情報発信をすれば、その考えに
共感してくれる人を昔よりも簡単に集めれる
ようになりました。

人をあつめる方法も変わってきているんです。
昔ながらのやり方だけでなく、あたらしい時代
にそった方法も存在します。

まずは生きている時代のギャップを埋める
のが大切。そしてその時代の移り変わりを
把握しておくことが非常に大事です。

2、変化に対する敏感さ

時代は刻々と変わっています。
自分たちの時代では正しかったものが
いまでは間違っていると科学によって判明したり、
経験論だけで指導している人も少なくありません。

世界は変化している以上、自分たちもそれに
合わせていかないと生き残れません。

たとえば、野球を例にとってみます。
昔は、ピッチャーが投げた後は、肩を温めていました。
冷やしてはいけない、という理由から温めていたら
しいんですがいまではそんなことをしている人は
誰一人としていません。

それは温めてはまずいとわかったから。
炎症を起こしていたりする肩をさらに温めるなんて
悪化させているのと同じじゃないかと。

また、最近ではアイシングをすればいいのではなく
アイシングをする時間帯や仕方によっては悪影響が
でてくるといったことがわかってきています。

そういったことに対して意識を向けられているかどうか。
自分たちがやってきたことだから正しいだろうと
経験論だけで物事を判断したり、解決したりするのは
非常に危険です。

やっている理由と目的を考えること。
たとえば、柔軟だったら、
なんで柔軟体操をしているのか、それをすることで
どうなるのか
そういった視点を常に持っておかないと
無茶苦茶なことになります。
経験論だけでは本当にまずい。でもそれでやり
過ごしている人たちがまだまだ山ほどいます。

時間がたつにつれて、自分がいままでしてきた
方法では太刀打ちできないことの出てきます。
そんなときに変化に対して素早く反応できているか
敏感に感じ取っているのかどうか

これらが指導者に試されます。
また、昔はネットやI-phone みたいなのがなかった。
でも、いまならネットを使って様々な情報を手に
入れることができるし携帯とかで気軽に動画を
とってスポーツの技術向上に役立てることができます。

昔は動画解析なんかはできなかったのに、今なら
簡単に自分のプレーをみれたり自分を動画で見る
ことができます。
使えるものはどんどん使っていく。
会社でいままでメールでしていたものをラインに
変えてみるとかそういった変化の対応があって
もいいと思うんです。

これも本当にひつようなスキルです。

年齢の差が少ないほど、これに関しては大きい
メリットをもっていることになります。
大学生で塾講師をしていたりして、正社員とちがって
人気があったりするのはこの「時代」の部分がマッチ
しているからなんですね。

でも多くの場合、正社員の方が教える技術は高いでしょう。

一番いいのはちゃんと教えることができ、かつ時代に
即して時代を読み取っていくスキルを持ち合わせた
ひとです。

人によって当てはまっているとこと
いないところがあると思います。

自分には一番なにがたりないのか、
そこを把握していって伸ばしてく。

頑張りましょう

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