japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

不足を解消するために実施すべき5つのこと

今日は飲食店が人手不足を解消するために実施すべき5つのことについてです。ここ最近同じようなことを記載してますが、内容が違うので参考になれば幸いです。


飲食店の人手不足を解消するために、各店舗で実施出来る効果的なアルバイト・社員の募集方法についてご紹介します。

一般的な飲食店の募集活動は、有料の求人媒体に掲載したり、ハローワークを活用した方法や人材紹介会社を利用した募集形態がメインだと考えられます。

皆さまのお店でも大体は、求人媒体を利用した募集活動を実施しているのではないでしょうか?では、実際に上述した募集活動で一体どれほどの効果がある
のでしょうか?
 現在、多くの企業で人手不足が問題となっています。そして、特に飲食店などのサービス業界では、この人手不足が深刻な問題であり、人手不足が原因で閉店する飲食店が存在するほどです。そして、慢性的な人手不足は、今後益々悪化すると考えられています。その背景には、
日本の少子化問題が大きな要因だと考えられます。
2020年以降にアルバイト労働力のメインターゲットである若年層は一気に減少し、人手不足問題に拍車がかかると考えられます。
 実際に私のところにも「人手不足で困っている!」と嘆く飲食店経営者様からの声が多く寄せられます。そこで、このページでは少しでも多くの飲食店が人材不足を解消できるように、お店でも簡単にできる募集方法から、費用を掛けながら実施出来る、“求人媒体を活用する”以外の効果的なアルバイト・募集募集方法をご紹介します。

<strong>1.飲食店が人手不足を解消できない主な原因</strong>
人手不足に陥る原因は大きく2つに分けることが出来ます。
①求人広告が全然当たらないため、そもそも応募自体が少ない
②働く労働環境が悪く、離職率が高い
 の2つです。
多くの飲食店では、求人広告がほとんど当たらない上、せっかく採用したアルバイトでもすぐにやめてしまうという人手不足のデフレスパイラルに陥ってしまっています。
しかし、言い換えるならば、上記の2つの問題さえ解決出来れば、人手不足を解消することが出来ます。

1-1応募が少ない
現在、飲食店の求人広告は当たりにくく、それが飲食店の人手不足に直接影響していると考えられます。
そして、一年間アルバイト求人を掛け続けた場合にかかる一店舗あたりの費用は優に100万円を超えると考えられます。
これでは、利益が出ているお店でもかなり厳しいと考えられます。

求人が当たりにくくなった最も大きな原因は、需給のバランスが崩れたことが大きいと考えられます。
これにより、平均時給は高騰し、個人・中小零細企業にとって厳しい状況が訪れてしまいました。

大手の飲食店の時給と張り合うためには、現状の時給を1割以上上げる必要があります。
そして、募集時給を上げるためには、既存のアルバイト・社員の時給や給与も上げる必要性があり、それが更なる人件費の高騰に繋がっています。
これでは、求人掲載費用と人件費の高騰という二重の負荷が会社に渇せられ、経営的にも厳しくなる恐れがあります。

今後、このような状況を免れ、人手不足を解消するためにも、募集時給アップによるアルバイトの獲得から、お店で働く魅力の伝達と募集チャネルの多様化によるアルバイト・
社員の獲得へとシフトしていく必要があるでしょう。
実際に、低時給(平均時給以下の時給)でも「是非働きたい」とたくさんの学生から応募が来る会社は存在しています。

求人が当たっている飲食店と求人が当たっていない
飲食店の大きな違いは、、、、
“魅力的な会社”
“多様な募集方法”
の2点があげられます。
“魅力的な会社”については、簡単に説明すると、一般的な飲食店の募集方法が大手の有料求人媒体だけなのに対して、求人活動が優秀な飲食店では、それ以外にも、自社ホームページでの求人募集、店頭・店内での求人募集、社内紹介システムでの募集など、多彩な求人活動を通じてアルバイト・社員募集を行っています。

例えば、自社ホームページ内に求人専用ページを設置し、ネットからでも応募できるシステムを組み込むなど、自社サイト内で大々的な求人活動が行われています。
求人媒体での求人掲載では、募集要項の文章量や使用できる写真の枚数などが成約されている上、テンプレートが決まっているため、掲載内容の自由度が少ないなどの
デメリットがあるのに対して、自社ホームページの場合、自由に求人内容を掲載することが出来ます。

このように、求人活動で成功している飲食店では、募集チャネルを多様化することで、働く魅力を存分に伝達しています。

1-2高い離職率
飲食店は、サービス業界の中でも特に離職率の高い業種だと言われています。
ニュースやインターネットなどでも、ブラック企業などとよく騒がれているのを皆さまも目にしたことがあるかもしれません。このような世間のマイナスイメージは、労働環境の悪さによるものだと考えられます。

長時間労働、休暇の少なさ、一人当たりの業務量の多さ、重労働、教育不足などがその背景にあります。
そして、このマイナスイメージが求人応募の少なさにも直接的に影響し、人手不足という深刻な問題に繋がっています。

そして人手不足により、一人当たりの業務量はさらに増え、長時間労働を余儀なくされ、休暇もなくなるという負の連鎖により、飲食業界の労働環境は悪化の一途を辿っています。
しかし、言い換えると、この悪い労働環境さえ改善することが出来れば、離職率の低下に繋げることができ、一人当たりの業務量も軽減され、マイナスイメージを払拭することができる
と私は考えています。

つまり、求人への応募を増加させるためにも、まずは、労働環境の整備が先決だと考えられます。
もし、今「新しいスタッフが採用出来れば、既存のスタッフの休みを増してあげれる」や「業務量を減らしてあげれる」などと考えているようでしたら、それは大きな間違いです。

いつ来るか分からない新入社員を待つというのはあまり
にも無計画である上、仮にまぐれで新しいスタッフを採用することが出来ても、環境の悪さによりすぐにやめてしまう可能性があります。実際に皆さまも、入社して1週間以内でスタッフがやめてしまった経験をしたことがあると思います。
ですから、効率よくスタッフが定期的に流入し、スムーズなスタッフの入れ替えが行われる店舗にするためには、何よりも労働環境の改善が重要です。

休みをもっとあげたいと考えているのであれば、お店の定休日を作るか増やす必要があるでしょう。長時間労働を軽減したいのであれば、営業時間の短縮を考える必要があるかもしれません。これらの対策は、売上の減少に直接影響するため、中々思い切って実施することが出来ない経営者も多いです。
しかし、スタッフがいなければお店を存続させること自体難しいのです。現在多くの飲食店が人手不足を原因に、閉店せざるを得ない状況に追い込まれています。

このような状況を回避するためにも、まずは、労働環境を改善すべきです。
“労働環境の改善が応募数の増加に直結するのか!?”それは、スタッフによる良い口コミが発生するからです。
この良い口コミを上手く活用することで応募件数の増加に繋げることに成功し、人手不足を解消することが出来ます。

<strong>2.飲食店の人手不足解消のための心構え</strong>
前述した通り、飲食業界は労働環境が悪く、ブラック企業が多いというマイナスイメージが根付いています。
人手不足を解消するためにも、まずは、自店や自社におけるマイナスイメージを払拭する必要があるでしょう。

最も重要なことは、そこで働くスタッフにお金(給与)以上の価値を提供することです。数多あるお店の中で、あなたのお店で働くことで得られるモノが何なのかを明確にし、スタッフに絶えず伝えることが大切なのです。

時給だけを考え、高時給により採用してしまったスタッフは、常に楽で儲かる職場を探しています。そして、より時給の高い職場を見つけると真っ先に転職することを考えるでしょう。
では、“お金以上の価値”とは、具体的にどういう事なのか?

<strong>飲食店の人手不足解消のためのボトムアップ型マネージメント</strong>
お金以上の価値というのは、接客力が身につくや、調理技術が身につくなどの表面的な能力に留まることなく、顧客満足度獲得と言う命題のもと、能動的に、積極的に各種課題に立ち向かい、それを乗り越えるために取った行動や、その過程で得た知識などすべての経験や体験の事です。アルバイト一人ひとりが能動的に課題に取り組むことで、創造力を鍛えること事が出来ます。

そして、“考える”という作業こそが飲食業界において欠落してしまっているモノだと私は考えています。

その要因は、トップダウン型マネージメントにあります。
飲食店の多くは、トップダウン型マネージメントにより教育を実施しています。

多様なルールを作り、それを押し付け、やってはダメなことと、やってほしいことだけを伝える飲食店がほとんどなのです。
やってはいけないことをした時には、きつく怒り、やってほしいことをしても当たり前だという態度でスタッフを教育している店長が非常に多くいます。
中には、注意さえせずに、見て見ぬふりをする店長もいますが、彼らは論外です。いわゆるやらされ店長のダメ店長です。

ルールだけのマネージメントでは、必ず破る者が現れます。
ルールを破る度に怒っているようでは、お店の雰囲気も悪くなり緊迫した中で働くことになります。これでは、離職率は上昇するばかりで、人手不足を解消することは困難です。

そもそも、言われたことだけを実施し、決まった時間お金のためだけに働く仕事にやりがいや自己の成長を感じられるとは思えません。トップダウン型マネージメントでは、やりがいのない考えることを放棄した指示待ち人間を多く育ててしまい、能動的に働くスタッフが育ちにくいのが現実です。

そのため、私の支援先では、各スタッフの思考力を鍛えるためにも、ボトムアップ型マネージメントを採用している会社や店舗がほとんどです。

アルバイトスタッフを中心とした現場スタッフからの意見を大切にし、それを取り入れながらお店を運営しています。
自分の意見や考えが反映された店舗運営の場合、そこで働くスタッフもやりがいを感じられ、能動的に働いてくれます。
課題をクリアし、どのようにすれば更なる顧客満足度に繋がるのかを常に工夫しながら働くことで人は本当の意味で成長するのだと、考えています。

そして、何よりもアルバイトスタッフは、常にお客さんと近い距離で仕事をしているため、お店の売上アップのためにも、彼ら彼女らの意見は特に重要だと考えられます。

店長や他の社員が見落としがちなお客さんの潜在的な欲求に直接触れる機会も多く、それをお店の運営に反映することで、顧客満足度を一気に高めることが出来るでしょう。

一方のトップダウン型のルール中心のマネージメントは、一歩間違えると来店しているお客さんを無視した、お店本位の店舗運営になりかねません。これでは、人手不足の解消どころか、お客さんのリピート率の減少や悪い口コミの発生に繋がる可能性さえあり、売上にも影響するかもしれません。